Company Greetings
桐生初のワイナリーを目指して
清らかな渡良瀬川と桐生川の流れ。赤城山をはじめとする雄大な山々。
水と緑に恵まれた自然豊かなまち桐生。
1300年の織物の歴史を持つこのまちは、蚕の桑畑を中心に賑やかな農山村活動が育まれていました。
時は流れ、休耕放棄されてしまったかつての桑畑で私たちは、桐生独自の気候と土壌に適した品種を模索しながらさまざまなワイン用のブドウを栽培しています。
ワインが作り上げる空間と時間に魅せられる様になったきっかけは、イギリス、ドイツで暮らした8年間の日々。たびたび目にした雄大なブドウ畑、家族や友人、大切な人たちと囲むテーブルにはワインのボトルが置かれ、楽しそうな笑い声が聞こえてくる・・・。
そうした風景に心惹かれました。
桐生にもそのような風景があったなら、毎日の生活がより輝き、ワクワクしたものになるのではないか。畑作りは地元ブドウ農家の方々をはじめ、地域の皆様とともに一から行いました。そして今も出逢いと発見、何より勉強の毎日です。
2022年に植栽を始めたブドウの樹は、2024年に初収穫を迎えます。
心を込めてお世話をしてきたブドウをワインに。
私たちが造りあげたワインが皆様の毎日に寄り添い、笑顔をお届けできたら幸いです。
株式会社ISHIWATA VINEYARD
代表取締役 石渡 道代